« 花の白山へ(第1日目)。 | トップページ | 大岳山へ(今年5回目)。 »

2014年8月29日 (金)

花の白山へ(第2日目)。

人気blogランキングへ

「花の白山へ(第1日目)。」から続く>>>

夜中、といってもまだ日付の替わる前だったと思うが、トイレに起きる。
宿泊棟から一度外に出て渡り廊下のようなところを通っていかないとトイレに行けない。
トイレを済ませてから、神社の前の広場に行ってみる。
何名かヘッドランプの灯りを消して空を見上げている気配がする。

降る様な星空だ。

近くにいる女性から「すごいですね」
と声がかかる。
私「ええ、すごいですね」
と答える。

部屋に戻る。
右隣のちょびひげオヤジは相変わらずイビキがうるさい。
しかも、斜めに寝ており、顔が私の近くにある。
危険を感じて毛布の防波堤を作っておいたのが大正解だった。

左隣の夫婦パーティの旦那の方も起きているようだった。
旦那が寝ようとしたときに何故か私の毛布をかぶって寝たらしく、私のかぶるべき毛布がない・・・

私「(腰のあたりをトントンたたいて)あの~、それ私の毛布だと思われます・・・」
旦那「あ、すみません」
と、毛布を返してくれた。

ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ

次におきたのが3時頃。
まわりはすでにガサゴソしている。
皆、どうやらご来光を頂上で見るために準備をしているようだ。

私としてはご来光は見ても見なくてもいいのだが、これだけ皆が起きて準備しているという事は「ご来光が見れる=天気がいい」ということなのか。

そう考えると眠っていられるものではなく、私も急いでサブザックに水などを放り込み、防寒用に雨具を着込み、カメラを首からぶら下げて部屋を出る。

2014年8月1日(金)3:50、神社の太鼓が「ドン!」と鳴る。
「頂上付近で自然観察会を実施する場合は太鼓を鳴らす」と、昨日小屋の館内放送で言ってたので、天気はいいのだろう。少なくとも雨の予報ではないはずだ。

100dsc06401 ←登山道は神社の横を通ってつけられている。

100dsc06402 ←ヘッデンを向け、フラッシュ無しで撮影。

100dsc06404 100dsc06405 ←何の写真かと言いますと、ヘッデンを点けて登っていく登山者の列を撮りたかったのです。

段々明るくなってくる。
ヘッデンのスイッチを消す。

4:34、白山(御前峰)頂上に到着。

100dsc06406 ←近くにいた人にシャッターを押してもらう。7年ぶり2度目の登頂。

100dsc06407 ←室堂を見下ろす。750人収容。日本で3番目に大きい山小屋。

100dsc06408 ←頂上の様子。ぞくぞくとまだ登ってくる。

さて、私もご来光を拝むために場所を見つけて座る・・・
と言いたいところだが、適当な場所はすでに占領されている。
しっかり拝む(ま、撮影する、なんですが)ためには立って見るしかないかな。

100dsc06409 ←神官さんらしき方もお出ましになり、何やら近くの人に語っています。

100dsc06410 ←ご来光は北アルプスから上がるようだ。

100dsc06411 ←少しアップで撮影。槍と穂高はすぐわかる。

100dsc06412 100dsc06413

100dsc06414 ←木曽御嶽。アップで撮りました。ボケました。

100dsc06415 ←乗鞍。ボケました。

10020140801_050107 ←5:01、もう少しで出てきそうです。

100dsc06416 ←雲海の向うに槍・穂高。

100dsc06417_2 ←皆同じ方向を向いています。2~3名違う方向を見ていますが、ぞくぞく登ってくる人たちを見ているようです。

100dsc06418 ←5:02、出ました。ご来光です。10020140801_050642

100dsc06419 100dsc06420 ←山頂には奥宮があります。

5:12、頂上をあとにします。

100dsc06421 ←室堂を見下ろす。左上の山は別山。

100dsc06422 ←イワツメクサ。

100dsc06423 ←「影御前峰」だ!

100dsc06424 ←オンタデ。

100dsc06425 ←ハクサンボウフウ。

100dsc06426 100dsc06427←青石。

100dsc06428 ←室堂の小屋にも陽が当たります。

100dsc06429 100dsc06430

100dsc06431 100dsc06432 ←昨日弥陀ヶ原でクロユリを探しましたが、見つけられず。何のことはない、神社の横に咲いていました。

5:48、室堂の小屋に戻ってきました。
お腹がすきました。
部屋にザックを置いたらすぐ食堂へ。

100dsc06433 ←食堂のあるのは「室堂センター」と書いてあるところ。ここにフロント・売店・郵便局などがあります。
私が寝泊りしているのは「御前荘」。

100dsc06434 ←修理中の神社と御前峰。

100dsc06435 ←朝ごはん。ウインナーか魚を選べるようになっていました。
今日も窓際に座って窓の外を眺めながらおいしくいただきます。

100dsc06436 ←窓からの眺め。別山が見えます。

さて、朝ごはんを食べ終わってもまだ6時半。
室堂から別当出合まで2時間半で下れます。
タクシーとの待ち合わせ時間は13:30。
南竜ヶ馬場に行ってみるという手もあったのですが、部屋の布団でごろごろしているうちに眠くなってきました。
毛布をかぶってしばし睡眠をむさぼる・・・

朝寝というのは気持ちがいいもんです。
すっかり誰もいなくなった部屋でゆっくり荷物整理。

(そうだ、天気もいいし、山を眺めながらコーヒーでも飲むか)

カップと財布を持って飲み物を売るカウンターへ。
昨日と同じハーフっぽいお姉さんがいました。
私「このコップに半分だけお湯が欲しいんですけど」
お姉「ゴメンナサーイ。量に関係なく100円なんでしゅ」
私「コーヒー一杯分なんですけど」
お姉「ゴメンナサーイ」
私「わかりました。100円払います」
お姉「いいんですか~」
と言って、カップに半分お湯を注いでくれた。

外のベンチでインスタントだけどコーヒーを飲む。
御前峰を眺めながら。
これぞ至福のひと時。

100dsc06437 ←8:00、小屋をあとにする。

100dsc06438 ←この方向に荒島岳が見えると思うのだが、ハッキリ「これだ」と同定できない。iPhoneに「山カメラ」をイストールしてこなかったことを悔やむ。

100dsc06439 ←室堂・御前峰を振り返る。

100dsc06440 ←少し下ると弥陀ヶ原を見下ろせる。

100dsc06441 ←8:14、南竜ヶ馬場との分岐。少し心が動く。が、休憩するだけにとどめる。

100dsc06442 ←クロユリ。やはり弥陀ヶ原にたくさん咲いていた。石川県の「郷土の花」とされている。
北海道では低地にも咲いている。
(この時期の北海道は花盛りだろうなぁ)
と、一瞬だが心だけ北海道の原野をさまよう。

100dsc06443 100dsc06444 ←何度も御前峰を振り返る。

100dsc06445 ←別山。

100dsc06446 ←8:30、黒ボコ岩。ハイテンションのお姉さんが岩の上に登って写真を撮ってもらっていました。

100dsc06447 ←御前峰の見納め。カメラにも目にもしっかりと焼き付ける。また来るよ~。

100dsc06448 ←オタカラコウ。このあたりからまた素晴らしいお花畑が斜面いっぱいに広がる。

100dsc06449 ←ハクサンフウロとタカネナデシコ。

100dsc06450 ←延命水。マイカップでぐいっと一杯飲んでいく。

100dsc06451 ←ハクサンフウロ・ミヤマキンポウゲ・ダイモンジソウ。大きな葉はコバイケイソウ。

100dsc06452 ←シモツケソウ・イブキトラノオ。

100dsc06453 ←エンレイソウ。

100dsc06454 ←この標識の山と花のマークは「白山とクロユリ」なんでしょうね。

100dsc06455 ←甚之助避難小屋が見える。もっと下には別当出合も。

100dsc06456 ←ミヤマシシウド。

100dsc06457 ←旧の小屋跡地。整備工事中。

9:43、甚之助避難小屋。
今日は小屋前のベンチにゆっくりと座れる。

10:00、甚之助避難小屋をあとにする。

100dsc06458 ←ズダヤクシュ。

100dsc06459 ←ヨツバヒヨドリ。

11:10、手取川の砂防ダム看板のあるあたりで、ちょうどいい石があったので腰掛けて休憩。心地よい風も流れてくる。

すると下から引率の先生らしき女性が先頭、最後尾は男性の先生、真ん中に12~3人くらいの小学生というパーティがここで立ったまま休憩をする。
またそこへテント装備らしい50代男性2人組がやってきた。
そしてその片方の男性がかなり荷物をザックの後ろに出っ張らかしているのに、小学生の列の近くであっち向いたりこっち向いたりするもんだから、小学生に当たりそうで見ていられない。

私「おじさん、危ないよ」
と注意したら後ろも見ないで下がって、案の定ザックから出っ張った荷物が女の子に当たる。
私「ほら、荷物当たってるし~~~」
もう少しで「てめぇなんか山に来るんじゃね~よ」
と言いそうになったが、こちらは一人なのでグッと堪える。

二人は黙って私の横を通り過ぎていった。
何か通りすがりに言われるかと思ってちょっとビクビクしたが・・・

100dsc06460 ←ソバナ。

単独のおばさんを抜かすときに、
おばさん「中飯場、そろそろのはずなんだけど・・・」
私「もう過ぎましたよ」
このとき、何故か先ほどの「砂防ダム看板」の場所を中飯場と勘違いしていたのだ。

11:23、中飯場。
休みたかったが、先ほどのおばさんにニセ情報を与えてしまったのでバツが悪く、そそくさと中飯場をあとにする。

100dsc06461 ←別当出合まで650m。なのだが、

100dsc06462 ←下りは「下り専用」の道を行かねばならないので、あと800m。

100dsc06463 ←登山口の吊橋が見えてきた。

100dsc06464 ←オオウバユリ。

100dsc06465 ←吊橋を渡り終えればゴール。

11:57、鳥居をくぐる。
もうすでにここは全く人間の世界。
タバコのニオイがただよってくる。

トイレに行き、次に自販機に行く。
スーパードライしかないが、400円也をはたいて冷たいビールを買う。
登山届けを出した建物の中で腰掛けて「プシュー」とやろうとした瞬間、後ろの方からタバコのニオイが・・・
窓が開いていてそのすぐ向こうで一服やっているおじさんがいた。
たまらず移動。

10020140801_120647 ←陽が射しているのでちょっと暑いが、外のベンチで「プシュー」っと。

12:30立ち上がり、集合場所の貸切バス駐車場へ。
5分ほど歩いて到着。
昨日から前後して歩いている若き消防軍団も続々到着する。

消防署軍団の貸切バス2台の方が先に出発していった。

13:15頃、私の乗るべきワゴンタクシーが到着。
どうやら今日は私一人で貸切のようだ。

運転手「お客さんお一人なので温泉はどこでもいいですけど・・・昨日温泉について何か説明ありましたか?」
私「はい、3つほど『この中から選んで』と説明されましたよ」
運「こういう割引券もありますけど・・・」
と言って、「白峰温泉総湯」の割引券を見せてくれたが、
私「それなら私も持っています」
と、昨日もらっておいた割引券を出す。
運「どうします。そこに行きます?」
私「そこがオススメならそこで」

10020140801_141515 ←という訳で「白峰温泉総湯」へ。二日間の汗を流す。

私一人のために運転手さんは駐車場で待っていてくれるのだから、もったいないようなありがたいような・・・

運「どうでした?割と新しいんで綺麗だったでしょ」
私「はい、綺麗でした。スッキリしました。しかし温泉に寄ってくれるサービスってなかなかないですよね~」
運「そうですか。じゃ、東京に帰ったらうんと宣伝してください」
私「わかりました」

スッキリしたのでそれから間もなく居眠りを始めてしまい、気がついたときには小松空港のすぐ手前だった。
空港で3800円也を渡し、
私「お世話になりました。温泉付きタクシー宣伝しておきますからね」
運「お願いします。では、お気をつけて」

すぐチェックインをし、荷物を預けて身軽になる。
ちょいと一杯引っ掛けたいところだが、グッと我慢し、おにぎり一個買って待合室でかじって腹を持たせる。

帰りの飛行機はANA758便。
小松発17:00、羽田着は18:15。

あっという間に羽田に着くのだが、通路を隔ててすぐのお兄ちゃんの貧乏ゆすりがひどく、こっちまでイライラしてきたのには参った。

京急線で京急川崎まで。
JR川崎駅まで歩いて南武線で西国立で下車。

10020140801_195511 ←19:55、こまくさに到着。

私「こんちわ~」
と言って入った店内にはお客さんがおらず、ママさんも娘さんも今までTVを見ていたようだった。
マスター「あれ、山に行かないんですか?」
そう言えば今日は金曜日だ。
私「行って帰ってきたんですよ、白山。一泊で」

マスターの橋本さんに白山山行の話を一とおり聞いてもらう。

もう他にお客さんは来ないかな、と思った22時頃、女性二人が来てマスターもにわかに忙しくなり、
(ちょっとだけ唄を聴きたかったな~)
と後ろ髪を引かれつつ、次回8月5日の予約をしてからこまくさをあとにする。

青梅の家にたどりついたのは23時頃。
あっという間にバタンQシャランQなのでありました。

クリックしてくださると「来年も花の時期に白山に行きたいです・・・。う~ん、でも南アルプスにも行かねば・・・。」も喜びます。→人気blogランキングへ

« 花の白山へ(第1日目)。 | トップページ | 大岳山へ(今年5回目)。 »

登山」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 花の白山へ(第2日目)。:

« 花の白山へ(第1日目)。 | トップページ | 大岳山へ(今年5回目)。 »