« 利尻・礼文へ(3日目・利尻島観光&フェリー編)。 | トップページ | 利尻・礼文へ(4日目・礼文島岬めぐり編)。 »

2014年10月28日 (火)

利尻・礼文へ(3日目・礼文島上陸編)。


人気blogランキングへ

「利尻・礼文へ(3日目利尻島観光&フェリー編)。」から続く>>>

2014年9月27日(土)、10:05頃「ボレアース宗谷」は香深港に着岸。

港には桃岩荘ユースホステルのヘルパー2名が旗を振って待っていてくれた。

ヘルパー(あべちゃん)「たけぱぱですね。計4名。ようこそ礼文島へ!」
私「はい、たけぱぱです。よろしくお願いします」
あべ「桃岩には何度か来られてるんですよね?」
私「はい、一番直近は31年前ですけど・・・」
あべ「他の3名さんは初めてですか?」
3名「はい、初めてです。よろしくお願いします」
あべ「このまま桃岩に向かいますが、お昼ご飯はどうされますか?」
皆「カップ麺でも食べようかと思ってました」
あべ「よかったらそうめん大会をやるので参加して下さい。一人300円で参加できます」
皆「はい、参加させていただきます」

迎えに来た車は「スリーナイン号」。ワゴン車だった。

あべ「この車には『音声認識装置』がついております。皆で声を合わせて『発車オーライ』と言うと車が音声に反応して動き出すという仕組みになっております。それではご一緒に、発車オーライ!」
4名「発車、オーライ・・・」
あべ「おっと、音量が足りなくて音声を認識しなかったようです。それではもう少し音量を上げてもう一度、発車オーライ!」
4名「発車、オーライ!」

スリーナイン号は「プップー」とクラクションを鳴らし、桃岩荘に向けて発進。

100dsc06836 ←ヘルパーのあべちゃん。運転はローズさん(男子)。

桃岩調で島の案内が始まる。
この島に信号はいくつあるか?2つ。島の中心に一つ。もう一つは幼稚園内に「お勉強のため」に存在する。

途中で車道を歩いていたホステラー(ユースホステルに宿泊するお客さんのこと)3名を拾う。
(あとでわかった「桃ネーム」だが、ピンキー・カナリヤ・ボブマーリーの3名)

桃岩トンネルに差し掛かる。
8月24日の大雨でこのトンネルは埋まってしまい、通行不能になった。
今は片側通行でトンネルの両口に旗を持ったおじさんが立って交通整理をしている。
夜間は通行禁止。

あべ「このトンネルは通称『桃岩タイムトンネル』と言いまして、日本の標準時間より30分進んでおります。つまり日本の6時は桃岩時間の6時半にあたるというわけです。それから、ここで皆さんは3つのモノを捨てていっていただきます。その3つとは『知性・教養・羞恥心』」

トンネルを抜けると桃岩が目に入ってくる。

あべ「あの大きな岩が桃岩荘の由来になった岩です。ある果物に形が似ていますね。何の果物ですか、はい、お姉さん」
と言ってちょもを指す。
ちょも「パイナップル・・・」
私「ちょも、ナイスぼけ!」
あべ「ええっ、今のボケですか?」
ちょも「ボケじゃないです・・・」
あべ「正解は桃です。桃の形に似ているから桃岩なんです」
ちょも「あっ、そうか」
私「なんだよ、ボケたのなら『スゲェ!』って思ったのに」

あべ「間もなく桃岩荘に到着します。ユースホステル(以下YH)では『旅の我が家』と言いまして、来た時には『ただいま!』、帰るときには『行ってきます!』と元気良く言っていただきますので、よろしくお願いします」

車から降り、あべちゃんが玄関の戸に手をかける。
あべちゃん「では『ただいま』と元気よくお願いしますよ、せ~の!」

あべちゃんが戸を開ける。
4名「ただいま~」

100dsc06837 100dsc06838 ←「おっかえりなさ~い!」これはヘルパーもホステラーもそこにいた人皆でやっているのである。
真ん中の黄色オレンジTシャツがみっきー。
向かって右端の白い服がなまこちゃん。
それ以外はホステラーであります。

まず、宿泊者カードを書いて、受付でお金を払う。
受付にいるのは主になまこちゃん。
1日毎に受付(支払い)をするので、今日は1泊2食5616円の4人分をなご太郎が代表して払う。
(私はYH会員なので648円引き)

私「ところでそうめん食べたいんですけど・・・」
なまこ「はい、一人300円です」
私「お金はここで払うんですか?」
なまこ「うーん・・・ではここでいただきます。「BEN&JOE HOUSE」の前でやってますので、ペロかしょーたに『受付で払ってきた』と言ってください。仕切ってるからペロはすぐわかりますので」

そして桃岩荘が初めての3名のためにみっきーが館内の案内を始める。

100dsc06839 100dsc06840_3←「桃岩時間」の説明。この時計は日本の標準時間より30分進んでいる。

食事・風呂・トイレ・禁酒・夕陽の儀式・お見送り・出発の日の荷物・ゴミの捨て方など・・・

100dsc06841_2 100dsc06842 ←これは売店のシステムの説明を聞いているところ。

100dsc06843 ←これは男子専用回転ベッドの話を聞いているところ。

みっきーの館内案内が終わると女子はそのままみっきーに案内され、「トド2号室」へ。
私はなまこちゃんにシーツを2枚渡され、「あそこです」とベッドを指定される。

荷物を置いたらそうめんを食べに行く。

100dsc06844 ←YHの前から見た猫岩。YHのすぐ前が日本海。YHの中にいても波音が聴こえる近さである。

100dsc06845 ←桃岩。ちょもが「パイナップル岩」と呼んだ岩であります。この坂を見返り坂と言う。見送られる側は何度もYHを振りかえって「行ってきます」を言わねばならない。

「BEN&JOE HOUSE」(繁忙期にはコーヒーハウスになる)の前では人だかりがしていて、すでに流しそうめんが始まっている。
仕切っている感じのヒゲ面青年に声をかけると、その人がペロちゃんだった。
私「あの~ペロさんかしょーたさんに『受付で金を払った』と言ってくださいと言われましたぁ」
ペロ「了解いたしました。参加資格はタダ一つ。そこの鉢巻にペンで名前を書いて頭に巻いてからもう一度ここに来てください」

10020141028_081443
名前を書いて戻るとお椀を受け取り、めんみを注いで薬味の葱を入れ、流しそうめんの集団に混ぜてもらう。

100dsc06846 ←流れてる途中はなかなか拾えないが、流れ切った代物がざるに入ってくるのでそれをいただく。
冷たくて実にまいうー。

100dsc06847 ←まさとし、果敢に流れてくるそうめん拾いにチャレンジ。

100dsc06848 ←ちょも、小柄ですが結構食います。

100dsc06849 ←まさとしに「私一押しのまさとし顔です」と言わしめた1枚。顔をハッキリとお見せできないのが残念です。

100dsc06850 ←なご太郎「ちょっと太目の麺も美味しいですね」。

100dsc06851 ←めんみが北海道限定品だとは今まで全く知りませんでした。私、北海道出身ですが・・・

そうめん大会は「早食い競争」へと進んでいく。
その間にもそうめんを少しずつ流してくれるので、少しずつ食べてやがて満腹に。

満腹になったところで近くをお散歩することにする。
港から車で運ばれるときにあべちゃんが「この道の奥にレブンウスユキソウ群生地があります。もう花は終わってますが、ドライフラワー状になったものが残っています」と言っていたのでそこへブラブラと行ってみようかと。

100dsc06852 ←猫台桃台から見た猫岩と桃岩荘。

100dsc06853 ←猫台桃台から見た桃岩。パイナップル岩ではありません。

100dsc06854 ←元地集落。奥のほうに地蔵岩が見える。あとでアップの写真掲載します。

100dsc06855 ←桃岩。しばらくは舗装道路を歩く。

100dsc06856 ←8月24日の大雨であちこち崩壊している。

100dsc06857 100dsc06858 ←桃岩トンネルも8月24日の大雨で被害にあった。入口が埋まってしまい、元地集落(桃岩荘も含む)は全く孤立してしまった。懸命に復旧作業を続け、なんとか片側通行できるようになったのは2週間後だそうである。

ゆっくり歩いているうちにハコガイさんが追いついてきた。
まず一緒に桃岩展望台に行くことになった。

100dsc06859 ←歩きの人は近道があるのだが通行禁止。車道を歩いて行く。

100dsc06860 ←エゾカワラナデシコ。

100dsc06861_2 ←桃岩展望台に到着。ハコガイさんにシャッターを押してもらう。100dsc06862

100dsc06863 ←「花の浮島」=礼文島。今度は花の時期に来なければなるまい。

100dsc06864 ←桃岩。左下に小さく猫岩も写っている。

100dsc06865 ←猫台桃台の奥に猫岩。

100dsc06866 ←なご太郎と桃太郎。左下に猫岩が少し写る。

100dsc06867 ←利尻島が見える。遊歩道もこの先は通行禁止になっている。次回来るときはここも歩いてみたい。

100dsc06868 ←利尻島を見てまさとしは何を思う・・・腰に手を当ててポーズをとってくれました。

100dsc06869 100dsc06870

100dsc06871_2 ←レブンソウ。

100dsc06872 ←ミソガワソウ。

100dsc06873 ←名前わからず。

100dsc06874 ←次に「レブンウスユキソウ群生地」に向かいます。ハコガイさんも一緒です。

100dsc06875 100dsc06876 ←利尻島が見えます。利尻岳の頂上は相変わらず見えません。

100dsc06877 ←今日もいい天気です。夕陽に期待しましょう。

100dsc06878 ←日本海です。港は元地港。

100dsc06879 ←礼文島は風が強く、高い木がなかなか育ちません。笹の斜面ばかりとなります。一番奥に見えているのが礼文岳。標高490m。

100dsc06880 100dsc06881 ←ありました、ありました。ドライフラワー状になったレブンウスユキソウ。
これはやはり「咲いている」とは言えないわけで、咲いている時期にまた来なければなりません。

477_large ←まさとし撮影。

100dsc06882

100dsc06883 100dsc06884 ←またテクテクと歩いて戻ります。

100dsc06885 ←礼文島西海岸。日本海です。「最果て感」があってこの景色好きです。

100dsc06886 ←地蔵岩をアップで撮影。

100dsc06887 100dsc06888 ←桃岩。何度も何度も見上げます。

100dsc06889 ←猫岩をアップで撮影。海が光っていい感じです。

100dsc06890 ←桃岩荘に戻ってきました。15:35頃。

100dsc06891 ←ブルーサンダー号。8月24日の大雨で土砂に埋まったが、掘り出してみたら奇跡的に動いたそうだ。

100dsc06892 ←手書きの礼文島案内図。桃岩荘を代表するものはいろいろあろうけれど、これもその一つ。

風呂に入る。
女子風呂はもう少し大きいらしいが、男子風呂は二人も入ればいっぱい。
タイミングがよかったのか「はやべん」さんと二人、話をしながらゆっくり入ることが出来た。

100dsc06893 ←残念ながら夕陽は雲の中。「夕陽の儀式」はこれでは行なわれない。しかしこの眺めは最高である。桃岩荘が6~9月にしか営業してないのが本当にもったいなくも残念。

100dsc06894 ←桃岩荘玄関。

100dsc06895 ←自販機の横に古い三原じゅん子のポスター。現在は参議院の議員さんであります。

17:30(標準時の)、「プゥーッ」というおそろしく旧式なブザーが鳴り「夕食の用意ができました」と館内放送がある。
別棟に食堂・風呂・女子部屋があるのだが、(本館はニシン番屋を改装したもの・いろり部屋・男子ベッド・受付などがある)別棟には「渡り階段」のようなものを昇っていく。

100dsc06896 ←今日はかき上げ丼の日。

100dsc06897 ←4名揃って「いただきます」を唱えてからおいしくいただきました。

桃岩荘はいまだにホステラーが食器を自分で洗う。
洗剤で洗う人、水ですすぐ人、乾いたふきんで拭く人、と分業でこなしていく。

100dsc06898 ←夕食後、ミーティングが始まるまでいろりの周りでまったり。まさとしとちょもの間にいるのが「予習」さん。
予習さんは今年の桃岩荘開所の日(6月1日)に来て、どっぷりと桃岩荘にハマッてしまったそうだ。
しかも星観荘に泊まれなくてこちらへ已む無く来たとのこと。
人生何が起こるかわからない・・・

19:00ちょっと前、「スペシャルだぁ~」との掛け声で男子ヘルパー(以降男ヘル、女子は女ヘル)が踊りながら練り歩く。
そしてミーティングのスタート。
今日は「スペシャルミーティング」という少し長いバージョンらしい。

100dsc06899 100dsc06900 ←まず、礼文島案内図を使ってのペロちゃんの島案内。この中身がスペシャルだったようで、その都度男ヘルの小芝居がいろいろと入ってくる。
たっぷりと島案内があったあと、「フルコース」という名の唄って踊る時間。
サザエさん、ひょっこりひょうたん島、月光仮面、エイトマン、鉄腕アトム、ぎんぎんぎらぎら夕陽が沈む・・・
一旦座るが、「今日のスペシャルゲスト」をお呼びしますと言うので「誰じゃい」と思ったのだが、
ペロ「今日はそうめん大会をやりました。参加した方は前へ出てください」
我々4名もも立ち上がる。
ペロ「はいはい、参加してない方はすみませんが後ろの方へ・・・」
ここでペロちゃんと目が合う。
ペロ「(一瞬、しまったという表情で)おーっと、これはこれは『そうめん4人組』ではないですかぁ・・・」
(そうだよ、という意味でペロちゃんの顔に人差し指を向けておきました)
何が始まるのかと思いきや、早食い大会の表彰に続いて、そうめん大会参加者だけで「ギンギンぎらぎらを踊る。
ここでもうなご太郎もちょもも吹っ切れたのではなかろうか。
(まさとしは最初っから羞恥心ありません)

次に「船長のコーナー」。
これは館内案内とスケジュールと島抜けする日の荷物などの案内。

そして唄を4曲歌う。
最後は立ち上がってステップを踏みながらの「遠い世界に」。

ミーティングが終わったのが21:30ちょっと前。
興奮冷めやらぬホステラー達は立ったまま、他のホステラーと交流を交わす。
なご太郎の知り合いがいたようで、たまたままさとしと同じTシャツを買ってすぐ着ていた。

100dsc06901 100dsc06902 ←紫の桃岩荘Tシャツ3人組。

10020140927_213814 ←興奮冷めやらず、立って交流の様子。男ヘルも皆の間を回って相手している。
奥の座っているチームは「自炊組」。相当連泊を重ねているらしい。

我々4名はこのあと「旅の相談コーナー」がいろり部屋の端っこに出来た(男ヘル=ローズさんがテーブルと地図・写真を持ってきた)ので、明日の行動について相談する。
岬めぐりの「4時間コース」を歩きたい。
昼飯はどこがいいか。
レンタカーで効率よくまわるには・・・

標準時22時消灯。
明日は午前中ちょっと天気が悪そうだけど午後は晴れの予報。
明日も楽しみ楽しみ。

この続きは「利尻・礼文へ(4日目・礼文島岬めぐり編)。」を乞う、ご期待!

クリックしてくださると「唄と踊りはほとんど覚えているけれど、『遠い世界に』のステップが難しかったぁ~・・・。」も喜びます。→人気blogランキングへ

« 利尻・礼文へ(3日目・利尻島観光&フェリー編)。 | トップページ | 利尻・礼文へ(4日目・礼文島岬めぐり編)。 »

登山」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1682021/57802622

この記事へのトラックバック一覧です: 利尻・礼文へ(3日目・礼文島上陸編)。:

« 利尻・礼文へ(3日目・利尻島観光&フェリー編)。 | トップページ | 利尻・礼文へ(4日目・礼文島岬めぐり編)。 »

2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック